December 24, 2007

フィラデルフィア美術館展

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<フィラデルフィア美術館展>を観に上野の東京都美術館へ行って来ました。

教科書で見たことがあるメジャーな絵やメジャーな絵描きが大集合!
といった派手なイメージの展示。(ポスターのせい?)

「20世紀の美術」と銘打ち、1900年前後以降の作品が展示されていたのですが
こうして辿ってみると、「絵画」から「デザイン」に変わっていく様を感じます。
その間の「アート」みたいなくくりはとてもぼんやり曖昧でどっちともとれるような状態で
作家がその間を揺れ動いているような、なんだか共感出来ました。

今回のお目当てはマティスとジョージア・オキーフの<ピンクの地の上の2本のカラ・リリー>。
どちらもダイナミックでインパクト大。
改めて自己満足という終着地について教えられ、元気をもらいました。

作品の中で面白かったのは、ドガの彫刻<14歳の小さな踊り子>。
ロ、ロダンよりうまいのでは…?(隣にはロダンの<考える人>があった)
髪の毛に本物のリボンを結んだり、チュチュは本物の布を使用しているせいで
かなり黒ずんでボロボロなかんじでしたが、
きっと可愛らしさと軽やかな雰囲気を求めたんだろうなぁと思いました。

それとクレーの<魚の魔術>。
クレーは流動する美術の傾向の中で様々なものにチャレンジしているように思いますが
これは私世代にはちょっと懐かしい手法をとった作品です。
下地にカラフルな色を着け、その上から黒など濃い色を一面に塗って、
それを先のとがったもので剥がし描く、あの手法。小さい頃にハマりました。

あとこれまであんまり好きじゃなかったミロですが、
<馬、パイプ、赤い花>を見てちょっとイメージが変わりました。

他にもたくさん良い作品がいっぱいありましたが、
やっぱり美術館は空いてるのが一番ですね。

*画像は、私のかわいこちゃん2007。多分ワックスフラワー系のピンクです。

投稿者 orangeworks : 11:30 PM | コメント (0)

December 19, 2007

チャプター27

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ジョン・レノン殺害事件の真相に迫った映画<チャンプター27>を観て来ました。

犯人のチャップマンはビートルズとジョン・レノンの熱狂的ファンだったことは有名だと思います。
チャップマンの事件時の持ち物にはサリンジャーの<ライ麦畑でつかまえて>があったそう。
私もビートルズもジョン・レノンも普通に好きですが、
それよりも何よりも同じように<ライ麦畑でつかまえて>を読んでいながら
なぜ人を殺したのか?がすごく気になって。
実際映画を撮った監督もこの部分が気になりこの映画を撮ろうと決めたそう。
(オフィシャルサイトに書かれていました。)

映画は、実際のチャップマンへのインタビューを元に、事件までの3日間を描いたもの。
ここまでくるとどの辺りが脚色された部分なのか
とてもみんなの一挙手一投足、台詞のひとつひとつが気になります。

<ライ麦畑でつかまえて>は最初からほとんど最後のほうまでがっかりするほど不快で、
自分が主人公のホールデンになればなるほど
「もう嫌だ〜こんな自分!」とお先真っ暗な気持ちになってしまう本です。
でも、でも、最後のところで、そんな自分でも嫌いになってしまうような駄目な自分に、
なんの疑問も持たずひと光を差し込めてくれる人に気がつくんです。
その美しさといったらないのです。

あの気持ちを味わったらジョン・レノン殺害には至らなかったはず。
この部分が脚色じゃないとしたら、チャップマンのその真意はすごく短い言葉でした。
「最後はどうでもいいんだ」

歌詞でも絵でもなんでもそうだけど、捉え方はその人それぞれ。
昔友人と同じ本を読んで、全く正反対の感想だったことを思い出しました。

他にチャップマンの動機についていうと、それ以外にも細かい理由が集まって
ビートルズに再結成してもらいたい…ていう願望が叶えられない失望から
憎しみに変わったっていうところでしょうか。

映画観ではお客さんの年齢層も高くて、
きっとみんなジョン・レノンファンなんだろうなぁ。
あれから27年が経つそうです。

投稿者 orangeworks : 11:23 PM | コメント (0)

December 12, 2007

ふたりのロッテ

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劇団四季のファミリー・ミュージカル<ふたりのロッテ>を観に浜松町の自由劇場へ。
ミュージカルは久しぶり!何年ぶりでしょう!?
でも舞台は好きなので、家を出るときからもうドキドキ…。
映画館じゃなかなかこの緊張感は味わえません。
ライブだからか特別なかんじが段違いです。

お隣にある四季劇場とは違い、小さくてちょっとレトロな雰囲気漂う素敵な建物の自由劇場。
劇場内に入ると、舞台にはかわいい幕がおろされていました。
水色とピンクと白で淡く、手描き風にガサガサっとしたかんじに描かれたリボンや鳩や楽器が
これから始まるかわいい物語を予感させて、
しかも「どんな始まり方するのかな?」とあれこれ想像。
鳩の位置がなんとなく後ろからタイトルを照らすようなレイアウトしてるのかな?と思ったんですが
結局タイトルは映し出されませんでした。
それにしても何度観てもジョーゼットに関心&感心…。
今日もジョーゼット使われまくってました。舞台には欠かせませんね、ジョーゼット。
ジョーゼット…。

ファミリー・ミュージカルって、子供連れ向けのミュージカルなんですね。
本日初めて知りました。
ということで、劇中には子供も分かりやすいように説明的な台詞や演出が結構入りました。

物語自体は実は本も昔やってたTVアニメも観ておらず…
でもこのお話をモチーフにした映画は観たことがあったので
パンフレットの粗筋でなんとなく理解出来ました。

分かりやすく元気で楽しくて意外と大人のほうが素直に楽しめる作品なのかも。
なにせ劇中で「パパが再婚するかも!?」と不安のどん底気分に襲われるロッテたちを
パパの恋人で赤いドレスを着たイレーヌがミラーと仮面をつけた女達と
迫ってくるシーンがあるんですが、「こわ〜い」と泣きそうな子供の声が聞こえて…。
微笑ましかったけど、確かに小さい子には夢に出そうなくらい怖いのかも。

また最後の最後は一緒に暮らすことになったパパとママとロッテとルイーゼですが、
そんな中突然イレーヌの影は薄く…。
結婚を誓い合った恋人に何のけじめもつけずに
元の鞘に戻ることを決めてしまういい加減なパパ…。
お年頃の子供にはどっちの気持ちも理解出来てしまって複雑なオチのようです。

前に観た映画では確かイレーヌはパパは財産が目当て…という役だったと思うから
そういう分かりやすい裏があると丸く収まるんじゃないかな。
ミュージカルだから端折っただけで原作ではそうなのかな?

とにもかくにも、なぜか最初から最後までどうしてか琴線に触れてくるミュージカルでした。
いや、それがミュージカルというべきか。
また何か見に行きたいなぁ。

投稿者 orangeworks : 11:41 PM | コメント (0)

December 08, 2007

66° 33' N Pocket

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Rocketへ<塩川いづみ 66° 33' N Pocket>を観に。

温暖化防止をコンセプトに北極のシロクマたちのイラスト展。
ただでさえ小さく潜るかのようなRocketの場所を
シロクマたちの巣・洞穴と見立てて?展示方法としてはかなりシンプルなディスプレイで。
白い模造紙のような紙に大きくプリントした鉛筆と黒いインクの水彩着色のような作品を
壁にテープでざっくりと貼ってある…というミニマムさ。

温暖化防止コンセプトだし、シロクマの家だし、
今回こそ前回の展示のように外気温だったらより良かった気がします。
(留守番のスタッフが大変?)

投稿者 orangeworks : 11:00 PM | コメント (0)