
ピンクリボンキャンペーンの一貫で東京ミッドタウン内FUJIFILM AQUAREで催されている
<PINK PINK PINK!>という写真展を見に行きました。
参加フォトグラファーは12名の女性たち。ピンクをテーマに写真を撮りおろしていました。
フォトグラファーにも写真にも疎い私。
いつもの展示のように何気なくただ作品を外見だけで見て回っていたのですが…
ふと手元の出品作品についてのプリントに目をやったところ、ものすごい専門的な用語が!
たしかに自分に若干馴染みのある絵画の展示では、
何を使っているかだとか、どんな技法かが気になります。
でも元々微塵も知識のない写真となると…むむー、ほほー…。
なんだか印象だけの鑑賞ではもったいない気がして、もう一巡してきました。
多分カメラをやってる人には有り難い解説かと。
ピンクリボンということで、オレンジワークス的にもお仕事でちょっと携わっている
映画<Mayu-ココロの星>の存在もちらりと垣間みれた展示でした。

初台、オペラシティに<メルティング・ポイント>を見に行って来ました。
最近、一般1000円の美術館が多い中、オペラシティは一般900円てところがちょっと嬉しい。
もしかしたらロッカーが100円だから小銭を作る為の料金設定なのかも。
さて本日のお目当てはエルネスト・ネト。
けど行ってみたら、期待してたテイストの作品は
大きなのが1つあっただけだったので、ちょっと残念でした。
会場入ってすぐのジム・ランビーの部屋は
床一面びっちり金・銀・白・黒のテープでストライプ模様にテーピングがほどこされていました。
いつもと違う雰囲気で、作品を飾る空間をデザインしているかんじがして、
こういうのも良いなぁ〜と思ったら、それも「作品」だったと知り、これもちょっと残念。
なんとなく、わざわざカウントしなくても良かったのに。
次の部屋は渋谷清道さんの作品スペース。
作品のベースはあの、昔流行った、幾何学的な模様を描ける定規の、あの絵です。
プラスチックの定規に空いた穴の中で、円形の歯車のようなものに鉛筆を差して
ぐるぐる回し描くと魅力的な丸い幾何学模様が簡単に描けるんですよね。懐かしい。
床にしきつめられた白いフェルトの上を歩くと、その幾何学模様をベースにした
切り絵のような作品がところどころに飾られていました。
作品を入れた白い額縁まで壁の白と融合させられていたり、小さい穴から別室へ入ったりと、
展示の仕方を考えられていて面白かったです。
フェルトの道が終わったあと、広がった景色はとても白くシンプルな階層でした。
エルネスト・ネトの作品です。
ストッキングのような伸縮する素材を使用した作品で、
貝柱のような、鍾乳洞のような、砂浜のような…。
でもやっぱりどこかすがすがしい。
お目当てのものはこれ1つでしたが、まぁいいか、と思えました。
そのあとは3人全員の小さな作品が数個ずつ展示されていて、展示終了。
エルネスト・ネトの作品、今度はもっと見たいなぁ〜。
最近て、その展示のフライヤーなのに、メインビジュアルで使われている作品が
その展示とは無関係のものの場合をちらほらと見かけます。
非常にがっかりするので辞めて欲しいのだけども…なんで展示しない作品を
メインビジュアルに使うんでしょう?

以前、買おうと思ったら売り切れて買えなかったルソーキャンディ。
昨日、世田谷美術館へ行った際、買うことが出来ました。
金太郎飴のようになっていて、よく作ったな〜と喜ばしい一品です。
顔はルソーの肖像ではなく、ルソーが思いを寄せていたらしいご婦人の旦那様の肖像。
ルソーの不器用だけど一生懸命な筆のタッチが飴にマッチしています。
細かい鼻のごにょごにょ感が良い…。ふふ。思わず笑みがこぼれる。
ご婦人は、戦争に行ったかなんかしてご主人を亡くされ、落ち込んでいたんですよね。
それで励まそうとルソーが描いた絵がこの肖像画でした。
木の額縁にまで装飾を描き添えたルソーの気持ちも、
その絵をずっととっておいたご婦人の気持ちも伝わる良い絵でした。

ちょっと世田谷美術館に用事があり、涼しくなってからお出かけ。
そしたら気になる展示をやっていたので、ぱっと見てきました。
<夢からの贈り物>
駒井哲郎さんの銅版画作品を中心に、長谷川潔、ルオー、
そしてタイムリーなルドンの版画展でした。
といっても、ルドンと長谷川潔作品はとても少なかったので残念。
でもこれまで触れることの無かった駒井哲郎作品はたっぷり見ることが出来ました。
色んな技法、色んなタッチ、色んなテーマと多岐にわたる作品だったのが印象的。
緻密な風景画があるかと思えば、筆でぐわっと描いたような抽象的なのもあったり。
中でもアクアチントの素朴なタッチがよく絵にあってました。
「鳥と果実(小)」はどこか日本的でシンプルでかわいらしく、
「黄色い家」はどんな風に作ってるの?と目をひきました。
そして久しぶりに見た長谷川作品はとてもしっとり、深い黒。
しかもきっちりしてる。
そうそう、これがメゾチントでした、と目の調律。
飛び込みで入ったのに思わぬラッキー展示でした。
*画像は駒井哲郎<束の間の幻影>