August 24, 2006

滋賀県長浜市へ

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先日、仕事の関係で滋賀県長浜市へ行って来ました。
朝早く起きて新幹線に乗り、長浜駅前で他スタッフと待ち合わせ。

長浜市はすぐそこに琵琶湖があって、とても気持ちの良い風が吹いてました。
気温は34度の予報なのに、風が涼しいから過ごしやすかったです。
しかも日陰に入ればちゃんと涼しい! 涙…。これが当然なのにね。

この日は稲穂の田んぼの真ん中でお仕事。
農家のかたはほぼ毎日この場所で…。まさにお日様の下。ありがとうございます。

ところで長浜市は<功名が辻>縁の地らしく、町おこしの真っ最中。
琵琶湖近くにある<長浜城>にはのちの豊臣秀吉こと羽柴秀吉が城主だったこともあるらしい。
そして長浜の<長>は織田信長の<長>らしい。

長浜城は近年、資料館として新しく建てられたものではあるけれど、
町の中心には昔からの古い町並みが残っていてこの土地の歴史に誇らしげ。
やっぱりこういった古い建物が軒並み続いていると、色んなお店に寄り道したくなっちゃいますね。
町おこし、成功してるかな?

投稿者 orangeworks : 12:21 PM | コメント (0)

August 08, 2006

王と鳥

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待ちわびた<王と鳥>を見に行って来ました。
内容は<羊飼い娘と煙突掃除人(羊飼いの娘と煙突掃除)>をヒントに、
そこからオリジナリティのある、いつになっても褪せない物語にした、というかんじ。
主人公である「王」の顔が強烈で、どうにも見に行きたくなったのでした。

見終わった感想は…面白かったです。
見た目からいうと、とにかく絵がきれい。
アニメーション作りの知識はあんまりないのですが、この頃は紙に描いているような気がします。
とくに背景の質感がなんとなく画用紙のような…。柔らかい印象。
つぎはぎ増築の宮殿も素敵でした。

そしてアイデアが面白い!
王様の超高層の宮殿の最上階には王様の秘密のアパルトマンが…
そんなひとりだけの隔離された秘密の部屋という空間に弱いのもあるんだけど、
そこへ行くのにはかなり高度な技術のエレベーターに乗ってゆくんです。
このエレベーターを含め、王様周りの道具や機械、部屋はどれも意表を付いたものばかり。
(意表っぷりだけでいうと<ロバと王女>にも近しいものがるような。
 もしかしてフランス特有の感覚?フランス人がアニメにはまる気持ちがちょっと分かるような…。)
他にもルパン三世にも繋がるような足こぎの空飛ぶ飛行船の仕組みにも笑えました。

機械・道具以外では、これが描かれたのとそうでないのとでは違ったんじゃないかと思う
"マントで空を飛べる警官"が気になりました。
ここまでも非現実的ではあったけど、改めてその部分を感じられたような。

更にキャラクターが普通に面白い。
笑える部分はそんなないんじゃないか、と思ってましたが意外と素直に笑えます。
何考えてるか分かるような人間味のある感情と表情がちゃんと盛り込まれてました。

そんなわけで一見面白い王様なんだけど、
王様は人嫌いで簡単に人を高層階から落として殺してしまうという暴君なのです。
王様の落とし穴のスイッチはデリートキーを打つように簡単。殺人を犯してる意識は皆無のようです。
そしてそんな王様自身も自分の分身にデリートされちゃうところからストーリーは始まります。
自分を無くす、なんて独裁者らしいといえば、らしい。

作品解説の重要な部分<世界のシステム>については、
色んなところに書かれているので読んでみると意味が深まって面白いです。
そのまんまのことには日本で育った私には実感のない部分もあるけども、
先日の<絵本のたび>で感じたのと同じ、世界の他の国で<そのまんま>を実感している人がいるんだろうなぁ。

最後に全てを壊した跡に瓦礫に腰掛けほうけるロボットの姿が絵になって良かったです。
(瓦礫に下敷きになった小さな黄色い花を摘んでみても良かったな…。)
とにかく目の前の壁は壊したけども、ここから先どうしようか、みたいな。
辺りは何もない荒野が続いているし、何も持たないところからの出発が始まるのです。
たくさんの人を巻き添えにしたんだね。

投稿者 orangeworks : 11:48 PM | コメント (0)

August 07, 2006

絵本のたび

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カルピス本社で催されている<絵本のたび>展へ行って来た。

「野間国際絵本原画コンクール」入賞作品と「カルピス絵本」のあゆみ、という展示内容。
どちらかというと前者の比率のが大きかった。
「野間…」についてはこちらを読んでください。
なるほど、日本以外のアジア・中南米・アフリカ・アラブ等の国が対象なのですね。

「野間…」のグランプリは上の画像の絵「ジルーのうち」というモンゴルの絵本。
絵本を手にとったことはないけど、なぜだか目立って「よく見かけるなー」と思っていたのだけど…。
原画の力はやっぱりすごい。細かい!
画面の表面はほとんど細筆で短いラインを描いて描かれてました。草原の色がきれい。

絵本原画は地域別に分けて展示されていて、こうしてみると面白いことにヤギは真っ青で塗られていることが多くて…。地域性なのでしょうか?
それに絵本の内容が日本ではあり得ないようなのだったり。
例えば「政府の役人がお父さんとお母さんを殺してしまい、孤児院に入れられた」主人公だったり。
例えば「みんなから信頼のある人の良い男が実は秘密の集団のリーダーで、みんなを困らせていた張本人」だったり。(家畜を殺しちゃったりするらしい)
なかなかリアルにかなしいエピソードが描かれてます。というか粗筋が添え書きしてある程度だったのですが、とくに後者に関しては読む子供に対してどんなふうに話を終わらしてゆくのかかなり気になるところ。読んでみたい。
そういう絵本を読んで育つんだね。これらはイランとアフリカの地域だったかな?

技法のほうは、絵本原画ってことで以前見たミヒャエル・ゾーヴァはほぼ全てが<絵の具>っていうくくりだったけども、今回の展示では2つ以上の道具を併用しているものが多かったです。
中でも2つ目の道具として「ボールペン」を使っている作品があってなんだか親近感わいたり(でもすごく効果的な使い方でした。確かに線幅は統一になるし。)、下地に派手な柄のついた紙を使ってそこをひたすら修正ペンで削りながら描いた絵だったり。

あとこれはもしかしたら予算の問題もあるのかもしれないけど、画用紙にかなり描き込みしてるせいもあって紙が水を含みまくってものすごく畝ってたり。
原画がこんなにうねってて大丈夫なのか?スキャンするときのことをしばらく考えました。

と、前回の藤城清治さんの展示のように、今回も無料の展示ながらなかなか楽しめました。

*絵本のたび
 〜8/25(金)まで。10:00-17:00(入館16:30まで)  土日休館

投稿者 orangeworks : 11:35 PM | コメント (0)