
NO BORDER summit
2006/02/23/thu
日清カップヌードルpresents SWITCHトークイベント<NO BORDER summit>へ行って来ました。
弟がSWITCHのサイトから応募したら当ったそうで、誘ってもらえました。
日清のCMは興味があったのでラッキー。映像や音楽で何が言いたいのかは良く分かってるつもりなので、お目当ては日清の考えのほう。
トークイベントの内容は二部構成でこのようなかんじ。↓
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第1部〜体感されるNO BORDER〜
出演者:石塚元太良(写真家)、小林紀晴(作家、写真家)、伊勢谷友介(俳優、映画監督)
第2部〜意識としてのNO BORDER〜
出演者:小林武史(音楽プロデューサー)、高松聡(CMプランナー)、中沢信一(日清食品株式会社)
ナビゲーター:今井栄一(作家)
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第1部のほうは仕事柄色々な国を旅することが多い3人が体感した国境感と生まれ育った環境の違いなどを織り交ぜてのお話でした。写真家ふたりは普段話しなれてないのか、残念ながら肝心な話まで到達するのが遅く、ほんのちょっとしか中身がありませんでした。でもラフなかんじで楽しい話として聞けたので第2部の前の準備トークとして面白かったです。弟はこの写真家ふたりのうち小林紀晴さんの著書を読んだことがきっかけとなり半年間アジア旅行へ出かけたそうなので、もっと濃い話を聞きたかったんじゃないでしょうか。
NO BORDERには直結しないかもしれないけど、写真家お二人の作品を解説付きで見られたのは収穫でした。昨今の写真のテイストのブーム?は「白飛びがち・緑みがち・シンプル・薄い色」だと思っているのですが、それを考えると思わず「ホントにそう思ってるの?」とつい思っちゃうような後付け風コンセプトが見隠れしたような…ですが今読んでる妹尾河童の本いわく「"ホント?"は野暮」に通じるものが作品のコンセプトにはあると思うので、やっぱここでも野暮?素直に受け入れることとします。
最後に「ボーダー(国境)は無くなっていってると思うか?」とのナビゲーターからの問い。
このとき「国境」という意味で話してたけど、結構宗教というか歴史からくる価値観の違いのニュアンスが大きかったので、ボーダーって刺繍で仕切られた線みたいなものだなぁと感じ、その糸は徐々にほどけていっていづれ無くなるところまで来る日がくるだろうけど、糸を抜いたあとの穴がまだ残るわけで。それが完全に埋まってフラットになるってところまではとっても時間がかかるだろうし、埋まる日がくるかどうかはまだ分からないなぁと。でもその日をひたすら目指すんですがね。と思っていました。
ただ…国境って意味では、国の数が多かろうと少なかろうとそこは問題じゃないと思う、…3時間経過の頭ん中です。冷静になって思うとたったそれだけのとこだったな。
第2部は気にしてた部分でもあって充実の内容。ただ時間がもっと長ければ良かったのに!
あのCMの第一印象は、キャッチーな美しい映像、核心に迫る詩、それとなんといっても日清の余裕。
あのCMの印象的な点の1つ:歌。ラジオをほとんど聞かないので、CMで使用されている曲が最初はラジオで少しずつ流していたものだと知りショックを受けました。理由は「デリケートなことだから」。あまりにも戦争に対する批判のメッセージが明確だったためだそう。確かにデリケートな問題ではあるけども。また確かにミスチル自体が大きな影響力の持ち主だろうけども…。
そして印象的な映像。勝手ながらあの映像・ストーリーに手塚治虫の世界を重ねて捉えていました。若干CMのが理想を描いてる部分があるんだけども、問題提起の後→「救う」っていうことをする心の中の希望・願望みたいな部分を忘れず描いているところ。映画でも本でも、作者って不幸も幸福も描くことが出来るから、その選択は重要だと思うのです。(*例え不幸な結末であっても)
そして…日清。一企業が、こんなに具体的な反戦テーマのCMに加担するとはやっぱりすごい。しかも一企業が大企業とあらば尚更。イラク戦争が起こった際、non-noのモノクロページ内で「NO WAR」の特集があった際もたいへん驚いたものだけど、CMってTVを点けてるだけで目に入るものだし雑誌と違ってターゲットを絞れないからどの年齢層が見るかもわからない。当然ものすごい勇気と決断力がいったことで、実際日清の中澤さんもなかなか決めることが出来なかったとお話していました。
決断の要因のひとつに「聞いたことあるけど今まで忘れてた」ような四字熟語が出て来ました。
それは「食足世平(しょくそくせへい)」。
食が足りてこそ平和になる、という意味らしく、これは日清の企業理念のひとつだそう。確かに腹が減ると短気になる、とはよく言う。しかも身を持って体感することもしばしば。(*私は腹が減ってもイライラしませんよ!ぐったりして動けなくなるだけ…)
「食と平和」はリンクされたものであろう、というのが決断の一要因だったそうです。これ、本当にそうなのかどなたか実験してみて欲しいものです。っていうかいっそ日清食品さんでお願いしたい。食が足りたら戦争がなくなるのか?または無くならないにしろどの程度の平和にならばなれるのか?とっても興味があります。
またCMの映像の話に戻りますが、イベント中流れたCM映像の中に「あれ?こんなんあったっけ?」という映像がありました。世界のどこかで実際にある光景:銃を持つ少年兵のバージョンでした。銃や少年兵という画が膨大なクレームの対象になったことで3日間で放送打きりになったのだそうです。慎重に、そして内心びくびくしながら流していたこのテーマのCM初の打きり。音楽があれだけ直球なのに関わらず1年大丈夫だったのに…音楽("ポップミュージック"と称されてました)の軽さを実感します。そしてミスチルが楽曲をラジオのみで流す配慮をしなければならないように、自分と同じ考えを持っている人ばかりではないことやそういう人は沢山いるということに戦争を知らない団塊世代の、その子供世代としてはショックを受けてしまったのでした。日本人の中にもボーダーはある。
最後に、CMプランナーの高松さんの言葉で印象に残り且つ共感した言葉がありました。
それは「身近な人」。
話の流れでミスチルの歌詞「♪I love you〜」の愛について係ってくる言葉だったのですが、幸せも同じだなと思っていて。それを思ったときから「身近」ってことを大切にしたいと思い、なるべく実家へ帰って家族と会うようにしたら今頃母の嫌いな食べ物を知ったり、自分が過ごしてきた地元ってどんなところ?と地元に興味を持ったら意外と面白かったり。大きな範囲のことももちろん大切にするんだけど、まずは身近な人を大切に出来ずにいきなりそんな大勢を、なんて大それていると感じているのです。
まぁ…弟も、またナビゲーターの今井さんも話していたけど、「旅先では東京でよりも確実に笑顔があり、出来れば東京へ帰ってきてもこの気持ちのままでいたいのだけど、いつの間にかまた元にもどってしまう。維持はなかなか出来ないものだ。」
私もまた「まずは身近な人を大切に」をハッとしては忘れ、ハッとしては忘れ…を繰り返しています。なるべく維持出来るように目指すしかないですよね…。
〜〜〜
「ところで私はアナタの"身近"だけど大切にされたことがないんだけど!」という方!
それはタイミング悪くいつも「忘れ」のときに会ってるっていうことでひとつ!

世田谷文学館へ<花森安治と「暮しの手帖」展>を見に行きました。
正直、純読者として実用しようと「暮しの手帖」を買ったこと・読んだことがありません。
単純に手書きのタイトル文字、ちょっとレトロな素敵な表紙絵としか…
そのことを恥じてしまう程に濃い内容の展示でした!
いや展示が濃かったというより、花森安治さんが濃かったのですね。
会場入ってすぐはやはり分かりやすい部分として表紙絵の展示でした。これはこれで見習うものがあり、すごく良かったです。絵を描くのが好きだったんだなぁって感じられて、小さいことでときどき悩んで立ち止まってしまう自分がバカみたいに思えました。
そして、生い立ちや「うつくしい暮しの手帖」創刊までの流れ。こちらは実際ご本人が使用されていた物や写真などを展示しつつ割とさらっと。「暮しの手帖」は戦後の新しい生活を送る際、貧しくてものがないけれど身近なものを工夫することによって暮しを素敵に彩れます、という内容であって、庶民を元気にさせるような本だったようです。それを感じられたのは、無地のマグカップに自分で絵を描いて素敵にしましょう!という記事のところで、絵を描くのが苦手だという人のために「絵がだめだったら字を書きましょう!字だったらあなたにも書けます。」みたいなことが書かれていたことでした。出来る限り誰ひとり済い残しのないように「一緒に楽しもう!」って誘ってくれているかんじがしました。
しかしそういった工夫モノはキャッチーな部分であり、花森安治さんの本当に大切なことは他にあったことに気づかされました。
そんなことを知らないまま展示後半に入ると雑誌の<顔>だっという<商品テスト>の紹介コーナーになり、単純に面白い企画だったのでナルホド、と思ってニヤニヤと見てしまったのですが、これにそんな理由があろうとは…。花森安治さんは完全民主主義。本気で民主主義的に商品のテストをしていたようです。私たちに本当に必要なのはどの商品か、私たちが使っても安全なものはどの商品か。今ではちょっと考えられないことだけど、当時のこの記事がなければもしかしたら今家電ひとつ買うのに生と死を分けるほどの決断力が要ったのかもしれません。というか実際M菱のストーブの問題あったけど。
花森さん知ったらものすごい怒るだろうなぁ。
展示の最後は花森安治さんの理念ともいえる「見よぼくら一銭五厘の旗」で締めくくられていました。これに基づいての<商品テスト>だったんですね。花森さんは真剣です。
時代は巡る。戦争の時代と終戦と、工業が発展して公害問題が起こる、そんな時代の流れを実際見て体感した花森さんが抱いた理念。「チョンマゲの野郎」がグサッときた。確実に私の中にもいるってことを私は知っている。時代は巡って、世界が繋がっているっていう認識ができてきた。まだまだ通用するところがある花森理念。すべてとは言わないが、とにかくこのグサッときた「チョンマゲ野郎」が世界に通用する気がするのです。
今こそ企業理念って大事なんだと思うのです。真剣に、企業理念。
技術のある人、資本のある人、みんなの暮しを書き綴ってください。

HOUSE OF SHISEIDOで開催中の<トード・ボーンチェ、唐草と出会う>へ。
オープン時にすごく行きたい展示があったのだけどそれを逃して以来結局行かず終いで、初めてのHOUSE OF SHISEIDO。
1Fと2Fが一般公開されているギャラリー。
2Fの半分は資生堂の社史関係、四分の一は閲覧スペースとなっていました。
トード・ボーンチェは最近よく雑貨屋さんやインテリアショップで見かけるあの唐草風の切り絵風のスクリーンや照明などをデザインした人。
ショップではよく見かけるんだけど普段の作品はあまり知らず、HOUSE OF SHISEIDO目当て半分で見に行きました。
トード・ボーンチェの作品を間近でみると結構ザックリ。
遠目や小さい状態で見るのが一番素敵なのかも。
でも鉄板のようなものに真っ白い色をつけ、切り絵風にしたものをベンチに仕立ててあるのはかわいかったです。公園に実際こんなベンチがあったらいいなぁ〜。でも怪我しやすいとか、物を落としたときに取りづらいとか、実用化には向かない点があるか…。
残念だったところは、フライヤーに掲載されていた作品中、実際には展示されてないものがあったところ。キャッチーだったのに残念。実物を見てみたかったです。
しかしとにかくフライヤーの写真が良くて、実物より写真で見る作品のが素敵に見えてしまったのがなにしろ…。
けれどそれだけじゃないのが資生堂。というか資生堂のデザインが好きだから贔屓目もあるのかもしれないけども、2Fの資生堂社史が充実してて!本当にすごい!
山名文夫さんのイラスト類からこれまでのパッケージなどなどかわいくて素敵な唐草がたくさんありました!
改めてロゴなどに使われている花椿のイラストに感銘を受け、最終的には大満足でギャラリーを後にしました。
次の展示も楽しみです。

先週実家のすぐ近くの道を歩いていたらその香りと色の気配に気がつかされました。
スローモーション。(ええ、そうです。by中森明菜。)
あんまりに黄色い色と、あんまりにもグワァッっと私の顔を振り向かせるからビックリしました。
「「これか!」」
この蝋梅(ろうばい)、とあるアピソードの持ち主なのです。
この蝋梅は近所の公園へ行くのに曲がる、曲がり角にあって、何年前だか公園への散歩から帰ってきたおばあちゃんが笑いながら私にさっきあったエピソードを聞かせてくれたのです。
「さっき公園から帰ってくるときにね、カメラを持った男の人がこっちにカメラを向けてきたの!
アタシはてっきりこの美人(←おばあちゃんのこと。いつもこんなこと言う)を撮るのかと思って、
ちょっと髪の毛やら整えて"ハイ、ドーゾ!"ってしたら
『おばあちゃんじゃないよ!そこの蝋梅だよ!』って言われちゃった!」
どうやらおばあちゃんの後ろにはキレイに咲いた蝋梅があったらしい。
私もその話しをニヤニヤして聞いていた。
「ローバ(老婆)じゃなくてローバイ(蝋梅)だった!」
カメラを向けられて蝋梅の前で狼狽する老婆だったのだね…とふたりで笑った思い出。
でもその話は覚えていても、実際ちゃんとその蝋梅が咲いているところを見ることはなく何年も過ぎていたのでした。
だから先週偶然満開の蝋梅の前を通り、パッと頭の中に浮かんだのは
「あっ!『老婆じゃなくて蝋梅』の蝋梅だ!」でした。
先週はカメラを持ってなかったのですが、今週はカメラをしっかり携えて主役の蝋梅をパシャリ。
先週よりもなお咲き乱れその主張といったらないです。
でも…美の競演だったんだよね、おばあちゃん。笑

昨年からのおつき合い、<リラクゼーションサロン エール>さんへお邪魔しました。
本日はチラシ等色々なことに使う店内の写真を撮影する日。
私は初めてエールさんへ伺いました。
先週引き渡しの出来たてのホヤホヤ。何もかも新しく、まぶしいです。
私はロゴマークのデザイン等をさせていただいたので、データだったロゴはちゃんと看板にもなっていて、やっぱりこういうのって不思議なかんじです。
「おおーっ"物"になってる!」と。色んなひとが関わってます。
お店はリフレクソロジー(整体。ツボ押しとか)とエステを行うサロン。
今回の件で初めて「リフレ」って整体のことだと知りました…。よく聞くけどなんだろなぁーくらいにしか思ってなかった…。
しかしずっと足ツボやってもらいたくって、結局行ってないのでエールさんで足ツボやってもらおう!
店内のイメージは優しい白い壁や床に家具類は焦茶色の木目調、そしてアクセントに赤系のお花や小物が置かれています。キレイですよ!イメージわくでしょうか?
お隣にはパン屋さんがあるのですが盛況のご様子。今度行ったら絶対買うんだ!こちらも楽しみ。
画像は
左:陽当たりの良い店内にて。
中:カメラマンさんの撮影風景。向かって左がエールさんをご紹介頂いた建築士のI藤さん。
右:店内のディスプレイ。
エールは3/3グランドオープンです!
予約開始は2/24〜。詳しくはオフィシャルサイトをご覧下さい。
http://www.relax-yell.com