また父の本棚から文庫本を拝借。<アンデルセン童話集1>を読みました。
内容はこんなかんじ。(記憶がイマイチなので順不同)
・親指姫
・みにくいアヒルの子
・赤い靴
・天使
・いたずらっこ
・いいなづけ
・火打ち箱
・鶯
・小クラウスと大クラウス
・そら豆の上に寝たお姫さま
・旅の友だち
・皇帝の新しい着物
・ひなぎく
小さい頃絵本で読んだような話もあるんだけど、より最初の頃に近い訳のを読んでみたくて。実際読んでみると、やっぱり訳は古くて独特の言葉遣い。今だったら<周り>と訳すところは<ぐるり>になったり。あとは原作により近いがために<残虐性>もチラホラ残っていました。
それにしても、活字できちんと読むと、これがものすごく壮大なお話ということに気が付きます。格言的な短いお話もあるんだけど、上に挙げたお話のほとんどが季節が変わったり、場所を移動したり、人との関わりあいがあったりして、月日を重ねていってるんです。さながら大長編の映画のよう!
というか、アンデルセン童話を元に本当に映画化出来そうですよ。
<親指姫><赤い靴><鶯>あたりはもちろんのこと、特に今回読んでお気に入りの<旅の友だち>なんて実写でいけそうです!所々端折りぎみの部分もありますが、そのへんは良い具合に肉付けしてもらって…。この<旅の友だち>は文中の景色や小物などのディティールが細かく書かれていて劇作品っぽさも感じられました。

兼ねてから観に行きたかった「おわらない物語〜アビバの場合」を観に行って来ました。
シネマライズ前でフライヤーが微妙にかわいいなーと思い手にしてから、NOJESSでプログラムが置いてあるのを観てその懲りように心浮かれ、しかもお店の方にも「映像も綺麗」とオススメされ、かなりの期待度でした。
で、感想。*いつもネタバレしないように書いてます(つもり?いやそんなはずは。)
異色作でした。笑
「12才の少女を8人の役者が演じる」などなど所々チラシなどを見ただけじゃ意味が分からなくて、映画を見る前に珍しくプログラムでストーリーやコンセプトなどを入念にチェック。
それが悪かったのか、本編を見て、ちょっと複雑。
というか、おそらくプログラムの出来が良すぎたんだと思います。プログラムに書いてある内容とコンセプトだけで結構満足してしまいました。
ストーリーはアビバという12才の少女の突飛なお話。
彼女には意志があるような、ないような、とてもつかみ所のない性格で、冒頭部分の6才の頃のアビバは(とにかくチラシにも書いてあるように)「赤ちゃんを産んで、愛情を捧げたい!」という明確な意志があったのに、12才になったアビバはあまりその意志を表に出さないのです。
いっぱいアイデアを詰め込みすぎて、ひとつひとつがとても薄くなっちゃってるかんじがして
もともとのコンセプトとかアイデアは面白いので、誰かが作り直したらより面白いものが出来そう…と思いました。
でも多分それはプログラムを先に読んじゃったのが敗因じゃないかと…。
ソロンズ監督とプログラム作った人の角度差がある気がしました。
そんなわけで、思っていたような映像美ではなかったのですが、それが監督の狙いだと思うんです。
当初からのお目当てだったプログラムはやっぱりかわいかったのでオススメです。
あまりカントリーちっくになりすぎるのは好きじゃないんですが、イラストの使い方が素敵だな、と。