November 22, 2008

永畑風人展

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<永畑風人展>を見に銀座にあるギャラリー403へ。
永畑先生は私が普段通う共同工房「ザボハウス」の講師のひとりです。主に銅版画と小口木版を教えられてますがリトグラフも教えてくれるみたいです。(私は銅版画を教わっています。)

ギャラリーはレンガのような外観のとても趣きのある古い昔の雑居ビル。通り過ぎそうになったところで、壁にいっぱいの看板が視界に入って立ち止まったところを先生と遭遇。ギャラリーへ案内して頂けました。ここも先日の神保町のカフェと同じ横開きの古いエレベーター!でもボタンは新しいものになってました。

エレベーターを降りると、狭い廊下沿いにいくつかの小部屋の入り口が開いていて、それがそれぞれ別々のギャラリーのようでした。人がいっぱい行き交ってます。なんだか不思議!エレベーター前はこんなに薄暗いのに、それぞれの部屋から外光が明るく射してきて。異空間です。

そして一番右端の部屋がギャラリー403。展示は銅版画、小口木版、パステルの作品でした。まずはDMにもなっていた「羽のある天使」からスタート。先生の描く女の人は優しそうで清楚なイメージの人が多いです。この天使は翼が十字架のようになっていて、この時期だからかクリスマスっぽさも連想させます。水彩で着彩してあって、他に干渉しないようなブルーの色が奇麗でした。上に画像を載せましたが、色を再現するのは難しいです。本物のがずっとキレイです。
その次は大きな3つの連作。どの作品にも同じような場所が出て来るのは、フランスの田舎の風景らしい。そこはきっと光るような希望に満ちた素敵な街だったんでしょうね。
小口木版の作品は3点。ふたつは年賀状。もうひとつは工房に見本として飾ってある作品でした。小口木版の作品は細かくて具象だからか他作品とはちょっとテーマも違うかんじ。
銅版画、小口木版は工房や工房展でも見ることが出来たけどパステル画を見るのは初めて。パステル画はとくにこのフランスの街が主題。パステルをまともにやったことがないけれど、このボヤーっとしたグラデーションの重なりや色の区切りが素朴で奇麗です。こうして見るとどこかにフォービズムを感じます。パステルは多色なのでとくにそう思うのだけど、それを見た上で銅版画作品をみると例え一色でも同じ雰囲気を感じました。
こういうところが個展って面白いなぁ〜と思える理由のひとつです。

で、この作品の中にひとつ毛色の違った作品がありました。その名も<父、帰る>。ゴーギャンの描くような女の子と一見南国のような風景。で、女の子の腕には父であるカエルが…!作品の上のほうにはロケットやUFOやらが星とともに散りばめてあってエキセントリックです。でもなんか、場所にあってました。

投稿者 orangeworks : November 22, 2008 07:58 PM
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