
<マルタのやさしい刺繍>を見にシネスイッチへ。
「刺繍」てところに惹かれてサイトを見てみたら、思っていたような繊細な刺繍じゃなくてカントリーっぽさを全面に出した刺繍だった。「う〜ん…」と一瞬思ったのだけど、どうやら元気なおばあちゃんが4人(3人?)も出て来る楽しそうなストーリーだったのでやっぱり行って来ました。行って良かった!
行く前に映画観のサイトの混雑状況をみたけど、どうもいつもと違う混み具合。これは大変かも?と心していき、1時間以上前にとりあえず券だけ先に買おうと映画観へ行ったら「一時間前には並んでてください」とのこと。あと10分で一時間前なんですが…、ということで私にしては珍しく映画で1時間前から並びました。レディースデーということでとんでもない混み具合で、中には待ってる間に倒れそうになった人も。シネスイッチ、なんか対策しないとー。せめて整理券くらいならすぐ用意出来ると思うんだけど。券にスタンプ押すとか。
映画は大盛況で立ち見も、床に座り見もいました!
ストーリーの舞台はスイスのエメンタール地方にある保守的な村。そこに住むおばあちゃん・マルタは夫を亡くて以来元気がなかったのだけど、「ランジェリーショップを開く」という若い頃の夢を思い出して元気を取り戻していく、というストーリー。
単純なストーリーとかわいい衣装とおばあちゃんたちの頑張ってる姿がすごく楽しくて、途中意外な展開もあったのだけど、見終えた後は気分すっきり。超単館(なにしろ東京で今の所1カ所)にしておくには勿体ないし、あの混み具合ならきっと違う映画観でも後からやるようになるんじゃないかな?
ただ、本編が元気なのに対して、その前の別の映画の予告とCMでは「死・老い」をテーマにしたもののオンパレードで、何もここまで立て続けなくても…と思うのでした。まぁ、本編を見ればそんな魂詰めた雰囲気、すっとばされちゃって充足感に満たされて座席を立てることでしょう。
最後に気になったのは、「あれ?刺繍は?」ってところ。
タイトルとストーリーがあんまり絡まないのでした。かわいいタイトルだから興味を引いて良いんだけどね。オープニングのところで多分(というのもスイス語読めない)メインキャストの名前のところにひとりひと花、紫色の花(花びら?)が添えられてあって、花を摘んで花束にするような演出があって。そしたらスイスでの原題は「Die Herbstzeitlosen(コルチカム)」というユリ科の花の名前がついていたそう。(装苑より)この花は十分な環境になくても咲けてしまうらしい。花言葉は「華やかな青春」。わーぉ。しっくり。そんな内容でした。
*画像は私がふくろうを刺繍したもの。ワインレッドの別珍はおばあちゃんのお古より拝借。
投稿者 orangeworks : October 31, 2008 11:45 PM