
2003年のワタリムでの展示を見逃して以来、
ずっと生で見たかったHENRY DARGERをやっと見る事が出来ました。
<ヘンリー・ダーガー 少女たちの戦いの物語-夢の楽園>原美術館にて。
その孤独でひと癖ある生涯と
とにかく一度見てびっくりしちゃう絵と色とモチーフと病的な精神ばかり知識にあったけれども、
時が経つにつれ、だた目をひくだけでない何かを感じられたのでした。
ダーガーの独特なおぼつかない絵のタッチは、
写真やイラストをトレースして描かれたことも多かったっらしく
そのせいでの妙なコピー感とか自分の手で一から描いたのとは違う
妙なリアル感(遠近感とか)が織り混ざって、
確かに実際コラージュもされてたりするんだけど
手描きの中にも実はコラージュめいた部分があって、
それが心地よい違和感のある非現実さを醸し出している。(いやかなり堂々と放出している?)
改めて原画を見ると、一枚の大きく長めの紙の表と裏、両面に絵を描いていた。
後ろ側に透けても気にしてなさそう…。
鉛筆で描いた下書きの上からボールペンだか何かで清書されていた。
線の色を変えることや何やらを意図的にしていたのかな。
これでもか!というくらい戦争のごちゃごちゃを貼りまくって汚した。
画面いっぱいふんだんに色とりどり、形も様々な花々を集め描いた。
パノラマサイズの絵と、水色のきれいな空や、色の組み合わせだとか…
やっぱり素晴らしいな。
ダーガー展を鑑賞している人の中には指差して笑う人もいれば、
小さな子供を連れてくる人もいて、
人それぞれの価値観や見方・捉え方の違いの差が結構ある気がした。
…なんか、変わった展示だな。(と我に返って思う)
2008年にはどうやらドキュメンタリー映画が公開予定らしい。(シネマライズ)
変なイメージになってなければ良いなぁ。