
原美術館へ<やなぎみわ-無垢な老女と無慈悲な少女の信じられない物語>を見に行きました。
モノクロの写真に、その構図と設定がとても綺麗で。
でも原美術館、入場料1000円はちょっと高いわ…。
展示の内容はやなぎみわさんの「寓話」シリーズという、寓話からインスピレーションを得た写真作品を中心に映像も加わって展開されていました。通常、無垢で素直で純真の役割が多い「少女」と、その少女をいじめたり陥れたりする悪い「老女」の中身を入れ替えたちょっぴりシュールな作品。
この老女は子供に老女のマスクを施したもので、<AKIRA>に出てくる子供が思い浮かびました。
写真はそのデザインだけで美しかったからそれはそれで良かったのだけど、どうも寓話ならではの醍醐味は削除されてしまっているかんじがして…。
それを極め付けにしたのが最後の映像作品<SUNA ONNA>。メッセージ性は皆無のように思えました。
自分の頭の中にあるイメージにいかに近付けられるか、物や人やメイクなどなど、色んなありとあらゆるものを集めてくるのはさすがです。
アーティストというよりはスタイリストさんやアートディレクターの要素を感じました。…でもそれって、写真や映像の作家ならではの要素なのかな?うーん、そう思うとそんな気がしてきた。
私あんまり写真展って見に行かないから感覚が鈍いのですね、きっと。
*展示図録が内容の割に高かったので写真ナシです。
印刷が悪くて、せっかくの作品の美しさが半減してた!残念。
画像はSおりんから戴いたちょっとだけ早い誕生日プレゼント。どうもありがとう!